何平総領事,宮城県各界を訪問
2014/03/16

 3月12日、13日の二日間にわたり、何平総領事は宮城県に向かい、各界人士を訪問。地方友好交流の強化、各分野での協力事業の推進について広く意見交換を行った。宮暁冬副総領事などが同行した。

 村井嘉浩宮城県知事と会談した何平総領事は次のように話した。東日本大震災からちょうど3年が経つ。なくなられた方々に謹んで深い哀悼の意を表す。宮城県は今年、3月11日を「みやぎ鎮魂の日」と定めた。これには、現地の住民が困難を乗り越え、生活基盤を建て直す自信が感じられた。災害地域の復建事業が順調に進み、被災地の経済情勢が一日も早く復興することを願っている。何平総領事はまた、宮城県の工業、水産、観光など優位性のある産業を高く評価した。長きに渡り宮城県は対中国の文化交流と吉林省をはじめとする都市間の友好往来を積極的に推進してきた。また中国の有名な文人魯迅が仙台に留学していたことは、両国交流の歴史の中で美談となっていると言及。中国はこの友情を大切にし、宮城県との友好関係の発展と各分野での協力深化を重視している。今年の3月末、震災の影響で運休していた北京-上海(経由)-仙台の定期便が復航することになり、双方の交流によりいっそう積極的に作用するだろう。今後も、宮城県は日本の東北地域の政治、経済、文化などにおいて突出した優位性とその特色を生かしながら、災害復興の過程で、中国との実務的な協力関係の発展に期待していると語った。総領事館は引き続き双方の交流事業をバックアップしていきたいと述べた。

 村井嘉浩知事は、何平総領事の着任を祝い、2011年の温家宝前総理による宮城県の被災地訪問や、2013年の瀋陽雑技団による石巻地区での復興支援公演を振り返り、中国の宮城県復興への理解と支援に感謝した。引き続き、地方自治体のひとつとして宮城県は中国の地方政府との友好関係を維持し、農業、水産業、文化、交通、観光などの分野での協力関係を深化させ、地方間の友好交流の土台を固めていきたいと語った。

村井嘉浩知事と写真

 安藤俊威宮城県議会議長との会談の際、何平総領事は、双方の立法機関である県議会と省人民代表大会の交流と理解を深め、友好的な雰囲気を作り上げることについて意見を交わした。また、新たな「シルクロード」の開拓について有益な話合いが行われた。

安藤俊威議長と会談

 奥山美恵子仙台市長との会談で何平総領事は、仙台は日本の東北地方の重要な工業都市、文化都市、学園都市のひとつであり、中国の長春市と姉妹都市関係にあり、中国での知名度は高い。中国の魯迅先生、仙台出身の卓球選手福原愛さん、そして今年ソチオリンピックフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦選手など、数々の功績により中国人の仙台への認識はさらに深まった。今後の友好往来を強化する上で、しっかりとチャンスをつかみ、環境保全などハイテク産業での協力関係を開拓し、交流内容を充実していってほしいとの期待感を示した。

 奥山市長は、長春市との友好姉妹都市の交流状況を紹介し、自身が長春市などを訪問した際の体験を振りかえった。長春市とは自動車産業などの分野で共通点が多く、産業の相互補完性は高い、ともに努力し、ウィンウィン関係を構築していきたいと話した。そしてこれを機に中国の地方都市との友好関係を発展させたいと述べた。

奥山美恵子市長に記念品の贈呈

 同日、何平総領事は宮城県日中友好協会を訪れた。協会からの活動状況の説明を受け、協会のメンバーが長きに渡り日中民間交流の仕事に励んできたことに対し謝意を表した。新潟総領事館は現在のような両国の政治情勢にあっても日中民間友好交流に対し変わらぬ支援をしていきたい、宮城県日中友好協会には引き続き積極的に役割を果たしていってほしいと期待を寄せた。

宮城県友好協会皆さんと話し合い

 このほか、何平総領事は仙台入国管理局、東北放送、東北経済連合会、仙台商工会議所、中国国際航空仙台支店などを訪れ、人員往来、経済協力、メディア交流などについて有益な交流を行った。また何平総領事一行は宮城県の華僑華人代表を訪れた。

華僑華人と会談