3月4日、何平総領事は就任挨拶のため新潟県と新潟県議会を訪問し、泉田裕彦知事と中野洸議長と会談した。総領事館からは宮暁冬副総領事らがこれに同席した。
泉田知事との会談で何平総領事は、三年前の総領事館開館式に自身も参列したことを振り返り、今回総領事として再び新潟に来ることになったのもご縁であり、「一つ」の夢が叶ったと語った。何平総領事はまた、新潟は、多くの中国人に尊敬されている田中角栄先生の故郷であり、有名な作家である川端康成の小説『雪国』の舞台でもあるため、中国では多くの人々に知られている。また新潟は明治時代の人口は日本一であり、大きな港を持つ、非常に栄えた都市であったうえ、県内には現在、中国を含む外国総領事館や名誉総領事館も設置されており、国際化のレベルが高い。特に、日本海沿岸地域における東北アジアに向けた一つの重要な窓口として、今後も、環日本海地域経済協力圏の構築や中日間の物流など、経済・貿易交流拡大の面において、新潟にはよりよい役割を果たしてもらいたい。また新潟は農業、新エネルギー、環境保護、防災、観光などの分野で高い優位性を持っているが、これらは現在の中国でも新たな経済発展に繋がりますます重要視されている主な産業分野でもあるため、共に高い相互補完性を認識しながら、連携の深まりを探っていくべきだと話した。最後に何平総領事は、開館以来の新潟県の大きな支持と協力に感謝し、今後も地元の各界の皆さんとともに、地方間の友好交流事業に対し力を合わせて取組み、中日両国関係の改善と更なる発展に向け、努力していきたいと語った。

泉田知事との会談
泉田知事は何平総領事の就任を祝い、産業、自然環境や社会など、新潟の特色を紹介したうえ、新潟は田中角栄先生の故郷であると同時に、中国から贈られたトキは佐渡トキ保護センターで飼育され、順化訓練も行われており、県民らに愛され、すでに中日友好の一つのシンボルとなっており、新潟県は中国との関係を重視し、世々代々の友好を願っていると話した。泉田知事はまた、これまで中国の東北地方を中心に、新潟県は多くの地方都市と交流を展開してきており、特に総領事館設置以降は相互交流や協力の面で新たな成果を遂げた。昨年は、新潟県と黒竜江省の友好関係締結30周年を迎え、これをきっかけに中国との都市同士での交流をさらに進めていきたいと語った。最後に、泉田知事は、今後東アジア地域は、将来におけるアジアないし世界経済成長の焦点であり、中国の役割はますます大きなものになると考えられる。2011年に新潟-珲春-ザルビノを結ぶ日本海横断航路が開通したことにより、当地域内の交通や、物流面に有利な条件が与えられた。こうした状況の中、新潟は中国のより多くの都市と更なるwinwin関係を築いていきたいと語り、引き続き総領事館からの支持を希望した。
中野議長との会談では、中野議長は、新潟県議会と黒竜江省人民代表大会、広東省人民代表大会などとの交流史について説明し、さらに関連交流を広げていきたいと積極的な姿勢を示した。これを受け、何平総領事は、両国の関係発展には、相互理解の深化が不可欠あり、これからも議会同士での交流を含め、環境保護や経済など、具体的な分野での協力を深めるべきだと述べた。何平総領事は同席した「日中友好親善新潟県議会議員連盟」のメンバーらとも意見を交わした。

新潟県議会で記念撮影
会談後、何平総領事はNHK、読売新聞、朝日新聞など日本の主要紙の新潟支局や、新潟日報、新潟放送など新潟の代表的なメディアの記者からインタビューを受け、新潟に対する印象、今後の業務展開の重点などについて答えた。

インタビューに応じる何平総領事