新潟総領事館,第一回領事保護連絡員研修交流会を開催
2017/12/14

    新たな領事保護体制に対応するため、また“国民のための外交”という趣旨から、11月18日、新潟総領事館は初めてとなる領事保護連絡員研修交流会を開催した。総領事館から季文斌代理総領事が出席し講義を行ったほか、業務エリア4県の領事保護連絡員、華僑華人の団体、中国企業、中国の機関、高校の留学生代表および新潟総領事館領事僑務室、教育室の領事ら合わせて20名余りが参加した。

季文斌代理総領事による講義

    季文斌代理総領事は講義の中で、現在領事保護に関する体制と近年の外交部、在外公館及び新潟総領事館における領事保護業務の状況について説明するとともに、第19回党大会について触れ、中国の特色ある社会主義は新時代を迎え、私たちの領事保護業務も新たな時代の中で新たな方法が必要となってくるため、これまで同様、海外での生活の中で、正に「同胞がいる場所すべてに行きわたる領事保護」という、実際に必要とされるところにある、新潟総領事館業務エリア内の領事保護連絡協力体制を打ち立てることを検討し、業務エリア内の中国の国民に対し適切なサービスの提供を目指していきたいと話した。

王焕領事による領事保護に関する説明

    王焕領事は、領事保護の概念、法的根拠、対象、範囲及び領事保護連絡員の権利と義務等について講義した。

張袁松領事による留学政策についての説明

    張袁松領事は新潟総領事館教育室の職責、留学に関する手続の方法等について講義するとともに、会に参加した留学生から生活面や学習面に関する意見が出された。

傅小京領事保護連絡員による事例説明

    新潟総領事館の連絡員である傅小京さんは近年新潟総領事館が取り扱った領事保護案件に関わった経験とそこで得たことについて話し、皆と共有した。

    熱気に包まれた会場で、参加者たちは積極的に交流し、新潟総領事館の領事らは熱心に答えていた。

    会議終了後、参加者たちは、この活動を受け、今後出来る限り領事保護業務に貢献していきたいと口々に語った。

参加者全員で記念撮影