王華総領事,新潟大学学長下條文武氏と会見
2011/12/20

 12月20日、王華総領事は館内で新潟大学学長下條文武氏と会見した。新潟大学副学長の仙石正和氏、山田好秋氏らと、総領事館からは宮暁冬副総領事らもこれに同席した。

 王華総領事は歓迎の意を述べ、これまで新潟大学が教育分野における双方の交流促進のため積極的に貢献されてきたことを評価し、新潟大学は一流の国立大学として、防災や医学などの分野で豊富な教育的資源を持ち、また学術研究成果も多くあげているため、中国にとって大変参考になる。また、双方の関連分野での協力展開にとって有利な条件も備えていると語った。王華総領事はまた、今総領事館は「東北三省と業務エリア三県の経済交流」や「環日本海経済圏の構想」など一連の大きな課題を推し進めていくところであり、新潟大学もその優位性を発揮し、それらに参与してもらいたいと話し、総領事館としても新潟大学と関連分野における交流や協力を深め、これをきっかけに人材育成などさらに多くの分野において連携を図りたいと語った。

 下條学長は感謝の意を述べ、新潟大学の学術研究、教育と対中交流などについて紹介し、「環日本海経済圏の構想」について王華総領事と意見交換した。下條学長はまた、新潟大学として学術や教育分野を通じて引き続き中国との友好交流・連携拡大のため積極的な役割を果たしていきたいと語り、総領事館からの協力を希望した。