外交部 中国側研究機関、2月に採取した日本の放射能汚染水サンプルの分析完了
2025/04/07

  外交部の林剣報道官は7日の定例記者会見で、このほど、中国の専門家が今年2月に再び福島第1原子力発電所を訪れ、独自に採取した福島原発の放射能汚染水と関連するサンプルの検査結果が出たことについて記者の質問に答えました。

 

  林報道官は「関係部門に確認したところ、中国側の研究機関は今年2月に日本の福島原発周辺海域で独自に採取した海水や海洋生物などのサンプルの分析を完了した。サンプル中のトリチウム、セシウム134、セシウム137、ストロンチウム90などの放射性核種の放射能濃度に異常は検出されなかった。今後、これに関するデータは国際原子力機関(IAEA)に提出され、同機関が一括してまとめて公表する」と説明しました。

 

 林報道官はまた「中国側は、1回の検査結果に異常がなかったからといって、今後の検査で問題が発生しないという保証にはならないと何度も指摘している。先日開催された中日経済ハイレベル対話では、日本側が福島第1原発の放射能汚染水放出に対する長期的な国際監視および中国側の独自サンプリング監視を受け入れることを改めて表明し、上記の監視活動を継続することを確認した」と述べました。

 

 林報道官はさらに「日本側の原発放射能汚染水放出に反対する中国側の姿勢はこれまでと変わっておらず、引き続き国際社会や国際原子力機関などの専門機関と連携し、日本側が約束を誠実に履行し、放出が国際的な監視下で行われるよう促していく」と強調しました。