福島県概況
2010/07/13

 

福島地図

 福島県は東北地方の一番南、東京からはおおむね200キロメートル圏内に位置しています。

 人口は、2008(平成20)年10月1日現在で、2,055,496人となっています。

 面積は、13,782平方キロメートルで、全国では、北海道、岩手県についで3番目の広さです。

 福島県は、南から北へつらなる阿武隈(あぶくま)高地と奥羽(おうう)山脈によって、中通り・会津・浜通りの3つの地方に分けられます。同じ福島県でも、この3つの地方では、気候が大変違います。

 福島県では、それぞれの地域の自然条件を生かしてさまざまな農産物が生産されています。2007 年(平成19年)の農業の総生産額は、2,441億円で全国第12位となっています。

 そのうち、米(コメ)が全体の4割以上を占めています。ほかにも、サヤインゲンやキュウリ、トマトなどの野菜やモモやナシ、リンゴなどの果物をはじめ、全国的に見ても生産量の多い農作物がたくさんあります。

 福島県の森林の面積は約97万3千ヘクタールで、県全体の約7割を占めています。全国で4番目の広さとなるこの広い森林を活用して、木材のほか、キノコや山菜などが生産されています。

 福島県の海は、南からの黒潮と北からの親潮がぶつかりあう潮目(しおめ)になっているため、良い漁場にめぐまれています。カツオやタコ、ヒラメなど100種類を超える魚介類が水揚げされます。

 いわき市周辺では、サンマやカツオ、マグロなどをとる沖合漁業が、相双地方では、ヒラメやカレイなどをとる沿岸漁業がさかんに行われています。

 また、いわき市には、マグロをとる遠洋漁業者もいます。

 福島県の2007年(平成19年・速報値)の年間商品販売額は、約4兆6,600億円で全国第21位となっています。 県内の中央に位置する郡山市では、交通の便が良いこともあり、商業が盛んに行われています。

 福島県の2007年(平成19年・速報値)の製造品出荷額は、約6兆1,700億円となっています。パソコンなどの情報通信機械が最も多くなっています。

 南北そして東西に高速道路が走る福島県では、物流基盤の強化が着々と進んでいます。小名浜港では、韓国との外国貿易コンテナ定期航路による輸出入が行われ、また福島空港では、中国・上海、韓国・ソウルの定期便が就航し、国際物流拠点としての利便性が向上しています。

 現任福島県知事:佐藤雄平  知事室へ 

 現任福島市長: 瀬戸孝則  市長室へ

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