『新潟日報』が崔為磊駐新潟総領事を単独取材
2023/12/20

  12月18日、『新潟日報』は同社の中村茂記者による崔為磊駐新潟総領事の単独インタビュー記事を発表しました。その中で崔為磊総領事は、中日関係の改善と発展、管轄区域における対中民間・地方交流、福島核汚染水の海洋放出問題に関する質問に答えました。

 崔為磊総領事は中日関係の改善と発展について、中日関係は現在、改善の重要な契機に直面していると述べ、習近平国家主席は岸田文雄首相とサンフランシスコ会談で重要なコンセンサスに合意し、両国の戦略的互恵関係を全面的に推進していくことを再確認したと指摘しました。さらに、総領事館は両国の国交正常化の初心をしっかりと守り、中日関係の改善と発展を後押しし、両国民の幸福と地域の平和を促進するために貢献していくと表明しました。

 また、崔為磊総領事は管轄区域における対中民間・地方交流について、中日友好の基礎は民間にあり、双方は一貫して互いに学び合い、共に発展してきたと指摘し、総領事館は引き続き管轄区域内での対中民間・地方交流を促進していくと語りました。

 福島核汚染水の海洋放出問題について崔為磊総領事は、これは人類の健康に関わる問題であり、日本は国内外の意見に真摯に向き合い、科学的精神に基づいて各方面と協議し、自国だけで決定を下すべきではないと述べました。さらに、取り返しのつかない結果とならないように利害関係者と協議を行い、長期的に有効な国際モニタリング体制を打ち立てるべきだと強調しました。