10月29日、中国駐新潟総領事館で2022年度領事補佐ボランティア研修交流会が開催されました。孫大剛総領事が出席してあいさつを述べ、領事管区の各華僑団体や中国機関の領事補佐ボランティアの代表が参加しました。劉宏副総領事と領事部の職員が同席しました。

　孫総領事はまず、中国共産党第20回全国代表大会の主な精神をボランティアらに説明し、次のように述べました。今回の会議は、全党と全国の各民族人民が近代的社会主義国全面建設の新たな征途に踏み出し、第二の１００年の目標に向かって突き進む鍵となる時期に開催された非常に重要な大会だった。会議では過去5年間と新時代の10年間に中国が収めた歴史的成果と発生した歴史的変革を深く総括し、中国式近代化によって中華民族の偉大な復興を全面的に推進するための戦略的手配を行い、発展の青写真を描き、進むべき方向が指し示された。

　孫総領事は次のように強調しました。習近平総書記は第20回党大会の報告で、海外での安全保障能力づくりを強化し、中国公民・法人の海外における合法的権利・利益を守ることを提起した。領事補佐ボランティアの皆さんは長期にわたり総領事館の領事保護業務を助け、管区４県の同胞の安全と合法的権利・利益を積極的に守り、多くの仕事をしてきた。現在、世界中で新型コロナウイルス感染が長引き再発が続いており、わが管区の４県でも地震、吹雪、洪水・冠水など深刻な自然災害がたびたび発生し、管区の同胞の仕事、学習、暮らしは多くの不確実なリスクにさらされている。ボランティアの皆さんが政策を一段と把握し、業務に精通し、語学力、人脈など自身の強みを存分に発揮し、僑胞と総領事館の橋渡しとなって、引き続き僑胞の合法的な権利・利益を守り、トラブルの解決などで今後も活躍されることを希望します。

　領事部の職員が、領事保護補佐業務の基本的ルールや注意事項、よくある領事案件の処理の仕方、最新の領事証明書の政策などについて研修を行いました。招かれた法律顧問から具体的事例を交えた詐欺防止の知識が説明されました。劉副総領事は新たに加わったボランティアに任命証を授与しました。

　参加した領事補佐ボランティアからは、今回の研修は実際の領事保護補佐業務に即したもので、内容が充実しており、ピンポイントで、とても参考になった、今後も総領事館の指導のもと、困っている僑胞に良いサービスを提供できるよう協力していきたいとの声が聞かれました。