孫大剛総領事が新潟県阿賀野市を訪問 中国人研修生を慰労し関連施設を視察
2022/10/25

  10月24日、孫大剛総領事は新潟県阿賀野市にある療養施設「光輝福祉会」を訪れて、働きながら学ぶ中国人研修生第1陣を慰労するとともに、常態化した感染症対策下での研修生の領事保護について調査研究を行いました。

 孫総領事は、在外中国公民に対する党と政府の配慮と気づかいを伝え、感染状況下における研修生の仕事、暮らし、勉強、健康などについて詳しく知り、新潟総領事館が用意した「健康ギフトパック」を届けました。そして次のように述べました。高齢化はいまや中国や日本を含む世界各国が一様に直面する社会問題になっている。「第14次5カ年計画」期間中、中国は高齢者向け事業・産業の協同による発展をさらに推進し、下支えをする、インクルーシブで多様な介護サービス体制を構築・整備していく。高齢者事業の見通しは明るく、専門的な技術を持つより多くの人材が必要とされており、日本の関連分野での経験は見習うべきものだ。皆さんには日本での研修の機会を大切にして有効に活用し、感染症対策をしっかりと行い、心身の健康を保ちながら、日本の高齢者介護産業の先進的理念を学んで習得し、新時代の中国の青年の良いイメージを十分に示し、中日友好・交流協力の促進に積極的に貢献してほしい。

 研修生らは、慰労のために阿賀野市まで足を運んだ孫総領事に心からの感謝を述べ、異国の地で党と政府の温かい心遣いを感じた、今後、ここで仕事と勉強に励み、祖国と家族を安心させたいと話しました。