５月１０日、孫大剛駐新潟総領事が館内で環日本海経済研究所（ＥＲＩＮＡ）の河合正弘代表理事、森邦雄副代表理事一行と会見しました。交流室の関係者が同席しました。

　孫総領事は次のように表明しました。北東アジア地域は資源が豊富に集まり、産業チェーン・バリューチェーンは完全で、発展の潜在力は大きく、協力の展望は明るい。ＥＲＩＮＡは設立後３０年近く、中国を含む北東アジア各国と友好交流・実務協力を促進するために積極的な努力をしました。今年は中日国交正常化５０周年であり、ＥＲＩＮＡがこれを契機に、引き続き北東アジア経済発展国際会議（ＮＩＣＥ）など交流プラットフォームを活用して、中日を含む北東アジア各国の共同の発展を促進するため積極的に提言することを望みます。

　河合代表理事は次のように表明しました。総領事館の長きにわたる配慮に感謝します。組織構造の調整で、ＥＲＩＮＡは来年から新潟県立大学に編入され、北東アジア社会経済研究所に改名します。組織形態はいくらか変わりますが、研究所は引き続きＮＩＣＥを主催します。その際は各界の有識者と新潟に集まり、交流を深めることができるよう期待しています。

　１９９３年創立のＥＲＩＮＡは、北東アジア地域の経済情報に対する調査研究を通じて、日本と北東アジア各国の経済分野の交流を促進し、北東アジア経済圏の形成と発展を推し進めることに狙いがあります。