9月20日,王華総領事は来館した福島県会津若松市日中友好協会安部会長一行と会見した.宮暁冬副総領事はこれに同席した.

安部会長は,3.11東日本大震災時の総領事館による福島県への支援に感謝した.また安部会長は,同行した会津若松市日中友好協会会員を紹介,業務内容について,また姉妹都市である中国湖北省荊州市との友好交流を振り返り,今後も中国と各地域,各分野における民間友好事業をさらに展開していきたいと話した.

王華総領事はまず会津若松日中友好協会の方々の来館を歓迎し,協会が会津若松と中国の民間友好交流に大きく貢献したことを高く評価した.地震後,原発の影響により福島県は経済復興という巨大な問題に直面している,総領事館は力の限り被災地の皆様に協力したい,また,来年は中日国交正常化40周年に当たり,今後も両国国民の交流を積極的に推進し相互理解を深めるとともに,経済貿易を促進し,民間友好事業をより一層推進していきたいと王華総領事は語った.

日中友好協会からは多くの発言があり,そのうち福島県と中国の航空便の再開,農産品の輸出などの重要な課題について王華総領事と深く検討した.