中国駐新潟総領事館から再度注意勧告
在日僑胞は大使館・総領事館を騙った電話詐欺にご注意ください
2018/08/24

    近日、駐日本大使館・総領事館では在日僑胞から、疑わしい詐欺電話を受け取ったとの報告を多数受けています。違法行為者が特殊な技術を用いて大使館の対外公開電話番号からの電話であるかのように偽装し、直接通話や録音音声の方式で在日僑胞を「中国国内の某市場で不法販売されたパスポートを取得した。当事者は案件に関与しており、個人情報を提供し自らの無実を証明するか、調査保証金を納付しなければ中国への入国を禁止するであろう」と騙してくるようです。

    以上の情況について、中国駐新潟総領事館は再度厳重に、以下のとおり注意喚起します。

    1.駐外大使館・総領事館は法律に基づき厳重に公民の個人情報を保管しており、電話を通じて当事者へ案件への関与について通知することはなく、また電話を通じて当事者へ個人情報の提供や振込・送金を要求することはありません。

    2.個人及び家族の各種個人情報は適切に保管し、たとえ相手からいかなる要求をされたとしても、「個人情報を漏らさない、振込・支払手続きを行わない」ことを覚えておくよう心がけてください。

    3.もし疑わしい詐欺電話が掛かってきた場合は、すぐに切断することをお勧めします。また必要に応じて、総領事館へ電話でご確認いただけます。

    ※総領事館領事部の領事保護問合せ電話:025-228-8888(代表)

    4.もし不幸にも詐欺に遭ってしまった場合は、すぐに現地の警察へ通報してください。また同時に、中国国内の公安機関へも通報してください。被害者が直接、中国国内の公安機関へ通報できない場合は、中国国内の親族を通して通報いただくことも可能です。さらに、電信ネットワーク詐欺センターへもご相談いただけます。