駐新潟総領事館,「企業での領事保護講座」活動を実施
2018/08/24

    6月24日、駐新潟総領事館は新潟東地区鉄工協同組合へ赴き、「企業での領事保護講座」を実施した。孫大剛総領事が出席し挨拶を行った。総領事館の関連領事、威海国際会社及び組合関連の担当者、在新潟中国人技術研修生ら約50人が参加した。

    孫大剛総領事は挨拶の中で、参加した技術研修生に親しみを込めて挨拶し、近年、中国の国力と国際的影響力が絶えず向上していること及び「一帯一路」建設と国際的な生産能力における協力が絶えず推進されていることに伴い、益々多くの中国公民、企業が国外へ出ています。中国は海外利益を持続して開拓・発展させていると同時に、各種リスクや潜在的問題も次から次へと現れています。習近平同志を核心と為す党中央は、海外の中国公民の安全と法律に規定される権益の保護を強く重視しており、中国政府は専門的に領事保護センターを設立し、全世界にわたる領事保護とサービスホットライン12308の開通など、一連の措置を講じて中央、地方、在外大使館・領事館、企業、公民の「五位一体」の領事保護システムを強化しており、まさに「同胞がいる場所すべてに行きわたる領事保護」を実行していると話した。

    また孫総領事は「予防は最良の保護である」と話し、総領事館は設立以来、積極的に予防性の領事保護業務と「領事保護・サービスガイド」の編纂・改訂に力を入れており、何度も領事保護宣伝活動を展開し、いざとなるときに注意喚起を出す。業務エリア4県をカバーする領事保護の協力メカニズムを模索している。「国民のための外交」という趣旨を実践し、業務エリア内の中国公民の安全警戒意識を強化し、より多くの同胞のために安全の環境を整えよう尽力している。皆さんは、国家の海外利益の成長、対外開放の加速、人材交流と労務協力の深化等の分野で重要な役割を果たしているだけでなく、我々が領事保護業務を展開し、領事サービスを提供する対象でもある。皆さんの安全が我々の最大の望みである。皆さんが日本の法律を遵守し、現地の風俗習慣を尊重し、社会的責任を出来る限り果たし、「中国の物語」を語り、中国の良いイメージを維持し、中日友好の架け橋となってくれることを望んでいると話した。

    その後、技能研修生らが日本で安全、健康に仕事、生活をするよう、総領事館の商務、領事保護業務担当の領事がそれぞれ技能研修関連の政策と領事保護に関する知識について参会者へ説明・宣伝し、交流を行った。

    講座の反響は良好で、参会者は今回の活動を通して法律意識と安全意識を強化した。地道に仕事をして、安全に家に帰る自信と決心が固まった。勉強になったと話した。

講座が始まる前に、孫大剛総領事は新潟東地区鉄工協同組合の五十嵐宏副理事長と会見し、中国人技能研修生の仕事と生活の情況を把握した。